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「眠い」が症状の病気で女性に多いのは?

公開日: : 最終更新日:2018/07/07 眠い病気

睡眠不足症候群やナルコレプシー(過眠症)睡眠時無呼吸症候群(SAS)不眠症はさほど男女比はなく、当サイトでもすでに紹介していますので今回はそれ以外の、女性の患者さんが多いといわれる病気を7つ紹介します。

PMS生理妊娠ではなく昼間の眠気に悩んでいる女性のみなさん、その「眠い」は病気の症状かもしれません。

女性がかかりやすい「眠い」が症状の病気7つ

現在、女性がかかりやすいといわれている「眠い」が症状の病気は以下の7つです。

どのような病気なのか?また「眠い」以外にどのような症状があるのか?ひとつずつ順番に見ていきましょう。

更年期障害

閉経により卵巣の働きが衰えて女性ホルモン(エストロゲン=卵胞ホルモン)の分泌が急激に減少することで日中の眠気をはじめとしたさまざまな症状が起こります。

個人差はありますが、エンジョイエイジングによると、閉経をはさんだ45~55歳の約10年間を“更年期”と呼ぶそうです。

受診・治療の目安となる眠いこと以外の症状チェックリストを以下に掲載しておきます。

□ 顔がほてる
□ 汗をかきやすい
□ 腰や手足が冷えやすい
□ 息切れ、動悸がする
□ 寝付きが悪い、または眠りが浅い
□ 怒りやすく、すぐイライラする
□ くよくよしたり、憂鬱になることがある
□ 頭痛、めまい、吐き気がよくある
□ 肩こり、腰痛、手足の傷みがある
□ 疲れやすい

引用:メノポーズカウンセリングで使用する、更年期チェックテスト

人によってはちょっとした体調不良で済んでしまう場合もあるようですが、つらい女性はガマンせず病院の専門科(メノポーズカウンセリングや更年期外来など)を受診して治療を受けましょう。

甲状腺疾患

元住吉こころみクリニックによると甲状腺疾患は男性よりも女性に圧倒的に多い病気とのことです。

友部セントラルクリニックでは、バセドウ病や橋本病など甲状腺ホルモンの合成に異常が生じる病気もあれば、ホルモン合成にはほとんど異常のない単純性びまん性甲状腺腫・一時的な炎症などによる亜急性甲状腺炎もあり、甲状腺に腫瘍・液がたまることもあると紹介されています。

眠気が症状としてあらわれるのは橋本病などの甲状腺機能低下症です。

<その眠気も症状では?>甲状腺機能低下症の原因と検査・診断・治療法まとめ

うつ病(非定型うつ病)

ホウドウキョクでは一般的にうつ病は女性に多く、“非定型”と呼ばれる新型うつ病は6~7割が女性だと書かれています。

中でも20代から30代の若い女性に多く見られる種類のうつ病とのことです。

この非定型うつ病の症状のひとつに10時間以上眠ってしまう日が週に3日以上起こる“過眠”があります。

「よく眠れる」というよりも、眠りすぎて苦しむそうです。

定型のうつ病の人が感じる「眠い」については以下にまとめましたので、眠りすぎではないけど眠気に悩まされている人は当てはまる可能性をふまえて読んでみてください。

うつ病の人が感じる「眠い」の特徴4つ

自律神経失調症

自律神経失調症が女性に多い理由は女性ならではの複雑な人間関係やもともと持っている性格的なものだとする声もあります。

アゼガミ治療室では一生を通じてホルモンバランスが変化し続けることが大きな理由だといわれています。

自律神経は全身のさまざまな器官の働きと関わる神経なのでそのバランスが崩れることであらわれる症状も眠気だけでなくいろいろあります。

更年期障害の症状と似ていることも多いので、不調を感じたら受診して医師の判断を仰ぎましょう。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

傷や痛みなどがないのに感じる足の不快感で睡眠が妨げられ、昼間に眠いと感じることが多くなってしまう病気です。

患者数は、女性が男性の1.5倍といわれています。

むずむず脚症候群友の会によると、40歳以上の女性に多くみられるとのことです。

特定の原因は分からないとされていますが、鉄欠乏・腎不全・妊娠・抹消神経障害などがこの病気を引き起こしている可能性もあるそうです。

副腎疲労症候群

腎臓のそばにちょこっとついている副腎は、ストレスで疲弊する臓器です。

その副腎が疲弊するとホルモン分泌が悪くなり、まずストレスに対処できなくなります。

女性はPMS(月経前症候群)や更年期障害にもつながるため、甘く見てはいけない病気です。

症状
疲労感:ストレス時や夜に悪化、ひどくなると朝から動けない
精神不安定:落ち着きがない、興奮、上の空、気が散る、我慢が出来ない
消化器異常:食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
ストレス下で、機能性低血糖症に陥りやすい
欲求過多:塩分、砂糖、カフェイン、スパイス
頻拍、動悸、過呼吸(パニック発作)
起立性低血圧
顔面蒼白、悪寒、冷や汗
うつ、適応障害の診断
不眠症
PMS(月経前症候群)の悪化
花粉症などのアレルギー症状の悪化、耳の痒み
皮膚の炎症、脱毛
光に対する過敏症
性的関心の減退

引用:副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)症候群

肝臓機能の低下

ヘルプレによると肝硬変や肝臓がんになることもある非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は女性に多いとのことです。

アルコールによる肝臓へのダメージも、男性より女性の方が受けやすいことがわかっています。

さらに女性は閉経すると筋肉が減る傾向があり、見た目は太っていないのに体脂肪率が高い“かくれ肥満”になってしまい脂肪肝へのリスクが高まるといわれています。

サワイ健康推進課では、極端な食事制限などで無理なダイエットをした人も“低栄養性脂肪肝”になることがあると指摘されています。

お酒が好きでよく飲む人でいつも眠いと感じている人は、肝臓の不調や病気が隠れている可能性があります。

「いつも眠い」から発見できる肝臓の不調・病気5つ

女性に多い「眠い」が症状の病気まとめ

更年期障害甲状腺疾患といった女性ホルモンがかかわる病気に女性がかかりやすいというのはとてもわかりやすいですよね。

それ以外は男女どちらもかかりそうなのに女性の方が多いということは、やはり直接的ではないにしろ女性ホルモンの分泌がかかわっているのかもしれません。

女性の体は不思議です。

自分でもどこがどう不調なのかわからず毎日しんどい女性も少なくないでしょう。

今は特に不調を感じていない人も、婦人科や内科・心療内科など日ごろからいつでも気軽に相談できるかかりつけの病院・医師をもつと安心して日々を楽しむことができると思います。

現在すでに異常な眠気など何かしら症状があらわれている人は、できるだけ早く病院を受診してくださいね。

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